silversand’s diary

チェンマイから 76歳ジジイの日常をレポる。

3102.チェンマイ銀砂館の日々■<オン・マニ・ペメ・フン> 2019/08/27

 チベット仏教でよく唱えられるマントラ「Om Mani Padme Hum」、慈悲の化身とされる観音菩薩の真言。南無観世音菩薩と同意。Om:悟りの境地。 Mani:宝石を意味し、秩序、慈悲、思いやりなど悟りを開くための要素。Padme:蓮の意味。知恵を表す。 Hum:分離不可能なものを意味し、知恵と秩序が結合・調和し至ることのできる純粋なる境地。
 で、河口慧海である。1866-2-26~1945-2-24は黄檗宗の僧侶。仏教学者にして探検家。~五百羅漢寺の住職を勤めるまでになるが、その地位を捨て、梵語・チベット語の仏典を求めて、鎖国状態にあったチベットを目指す。数々の苦難の末、2度のチベット入りを果す。(Wikipedia)。
 師も、この真言を唱えておられたのだろう。ジジイは仏教に興味がある。必然、シルクロードにも。
 無論、大探検時代のシルクロードから入った訳であるが、現在のチベットはドーなのだろう? ダライ・ラマ猊下は故国を追われ、浪々の日を送っておられるのだろう。夜更けに目を覚ますと、そんなことを思うことがある。