silversand’s diary

チェンマイから 76歳ジジイの日常をレポる。

3104.チェンマイ銀砂館の日々■<毒針男の群れ> 2019/08/29

 おとといのこと蛇。毒針男三人組がやって来た。彼奴等の窮状を哀れんだご老女さまの思し召し(思し飯とも)である。いつも書くヨーに、こ奴らはご老女さまの眷属である。

 「来なさい、ご飯食べさせるケン」。中の一人「チョット都合が…」。これにお怒りのご老女さま「来いと言ったら来りゃエエの。来なさい!」バカ「ハイ!分かりましたデス、伺います」。やァ、飲んだとデス。ご老女さまはお赤飯まで用意しておられました。こんなことが時にありまする。ヨーするに“冷蔵庫のかたづけ宴会”ツー奴ですね。
 で、イマイチ晴れないチェンマイでゲス。日に13~15千歩ほど歩く身には、雨は辛いものがあります。近くのクーカム寺の副住職を訪ねると5~6千歩、これでは全く足りないので昼食後にも3~4千歩は歩きます。夕食を大型スーパーのレストランで食べるのは、歩数を稼ぐとユー意味もありますデス。
 話はガラガラ変わりますが、ご老女さまは井戸端でお出かけになることが多いッス。これについて考えることもありますが、ヤッパ部屋に籠って寺資料を読んでいる銀よりは、ご老女さまのホーが健康的かナー・・・。

3103.チェンマイ銀砂館の日々■<分からない話> 2019/08/28

❶newsを見る。韓文の三ナイ ⇒ 「人望が無い」、「信用が無い」、「手腕も無い」が、連日newsやnetを賑わせている。記事は「いずれも政権の崩壊は目前」、と伝えるが、ジジイが見るところ韓国は安泰である。newsは面白おかしく伝えるが、今日にいたるも政権は安泰である。今後も状況は変わらないであろう。
❷これも理由の分からないのが、最近の対ドル円高。Rateの変動は経済要因ではなく世界政治絡みだ、というのが銀の意見。だとしても、米の相対的な国際地位が落ちているヨーにも見えないのが不思議、と言えば不思議。
 慌てて付記すれば、多忙ジジイは国民放送や毎朝新聞のような、高級情報を漁って
いるわけでわないです蛇。
 で、もっと不思議は、タイ・バーツが意外に強いとユーこと。街を歩けば、それなりに人出はあるが、とても好景気というようなものではない。
何故カヨウーな、バカ記事を書くか?… …いいところに気が付いたね。ジジイも76歳、貧民窟に籠って、半分ルーシー(仙人)のような生活を送っていると、そりゃネタ不足にもなる、とユーもんだ。

3102.チェンマイ銀砂館の日々■<オン・マニ・ペメ・フン> 2019/08/27

 チベット仏教でよく唱えられるマントラ「Om Mani Padme Hum」、慈悲の化身とされる観音菩薩の真言。南無観世音菩薩と同意。Om:悟りの境地。 Mani:宝石を意味し、秩序、慈悲、思いやりなど悟りを開くための要素。Padme:蓮の意味。知恵を表す。 Hum:分離不可能なものを意味し、知恵と秩序が結合・調和し至ることのできる純粋なる境地。
 で、河口慧海である。1866-2-26~1945-2-24は黄檗宗の僧侶。仏教学者にして探検家。~五百羅漢寺の住職を勤めるまでになるが、その地位を捨て、梵語・チベット語の仏典を求めて、鎖国状態にあったチベットを目指す。数々の苦難の末、2度のチベット入りを果す。(Wikipedia)。
 師も、この真言を唱えておられたのだろう。ジジイは仏教に興味がある。必然、シルクロードにも。
 無論、大探検時代のシルクロードから入った訳であるが、現在のチベットはドーなのだろう? ダライ・ラマ猊下は故国を追われ、浪々の日を送っておられるのだろう。夜更けに目を覚ますと、そんなことを思うことがある。

3101.チェンマイ銀砂館の日々■<September Songが聞こえる> 2019/08/26

 タイトルは1950年の映画“旅愁 ”のテ-マ曲、因みにジジイが生まれたのわ1943年とユーこと蛇。そんな些末は措き、映画も哀愁を含んだ曲もイイ。知らなかったらググってみるとイー、騙されたとは思わないだろう。
 で、曲の一部を抜書くと、『Oh, it’s a long, long while from May to December/But the days grow short when you reach September/When the autumn weather turns the leaves to flame/One hasn’t got time for the waiting game  Oh, the days dwindle down to a precious few/September, November』
 年の暮れ、人生の暮れ、物事の終わり、そういった“終わりの倦怠”or “終わりの美学”に惹かれるの蛇ナ、ジジイは・・・。ヒョイと思い出した。三島由紀夫の駄書きに“終わりの美学”ツーのがあるの蛇が、そんなことを知っておるのも多くはないだろう。まことに月日は怱忙として流れる……。
 駄日記を捲ってみる。身近な人たちの誕生日の記録に混じって、2016/10/13プミポン国王逝去、1963/10/17ご老女さまと始めて出会った、などの記録があるのを見ると、さすがに呆然とするな、ウン

3100.チェンマイ銀砂館の日々■<チョムトン寺> 2019/08/25

 きのうはチョムトン寺まで足を延ばしてみた。どこでもよかったのであるが1年ほども行っていない、ということで選んだ。片道70kmほどを1.5時間もバスに揺られて行った。料金は35バーツ(≒100円)、車掌もいたが、前後のドアは壊れていて開け放し。行き帰りは別のバスだったが、両方ともドアは閉まらない…。
 金の仏塔にはお釈迦さまの遺骨が安置されている。第三級王室寺院、子年の寺でもある。土曜日だったが、人出は多くなかった。至る所にあるネズミの像の前で何枚か写真を撮り、喫茶店に潜り込んでコーヒーを飲んだ。
8時ころ貧民窟を出て帰りついたのが正午まえ、ずいぶん疲れた。歳をとったことを痛感。1時間を超える昼寝をして雑用をやっつけてから、今度は目の前に見えるスーパー orデパートに出かけた。一時帰国のときに履くズックを買ったのだが、イマイチ迫力に欠けるな…。それで孫にやる土産に買ったシールの中から“ネコのシール”を剥がしてズックの頭に貼りつけた。「ウン、こりゃエエ…」。

 こんど毒針男どもが来たら、“猫付きズック”を見せて、ギャフンと言わせたる…。

3099.チェンマイ銀砂館の日々■<ことば> 2019/08/24

❶ 色模様:(1) 彩りの美しい模様。美しい染め模様。(2) 歌舞伎などで、恋愛感情を描写する場面。また、その演技。主として淡く単純なものをさし、濃厚なものをさす濡れ場と区別される。
 で、銀わ76歳、さすがにこの歳になると「色模様」などとユー、ウジャケたものとわ縁遠くなったな。昨日もワル毒針男と話す機会があったが、ジジイの見るところ未だ枯れきっとラン、ワルイ遊びで身を亡ぼすヨーなことがあってわイカン象。
❷ 令和:万葉集によると、『令月』とあるのは『素晴らしい月』という意味。漢字に詳しい京都大の阿辻哲次名誉教授はまさに天皇の代替わりに伴う季節感と、平和を謳歌しているというイメージを受ける、と指摘。「令」 には、「令嬢」「令息」 と言葉に使われるように 「よい」 という意味がある。で、「令和」である。
 歴史上、初めて日本が人口減少を迎える新時代になる。Netを見ておると、関連するnewsが目白押しじゃナ。かつてライシャワーは言った、「国力は、国土面積X人口X GNPで測ることができる」。至言である。

3098.チェンマイ銀砂館の日々■<住職の誕生日に書いた> 2019/08/23

 昨日はブアク・クロク・ノイ寺の住職の誕生日だった。ご老女さまは早朝より起きだして、赤飯をお作りになった。9時から、何だかお祝いの行事があるヨーなので、それより早く行って“dutyだけはやっつけておこう”とユー、見え透いた魂胆である。訳の分からん式典に巻き込まれでもしたら末期高齢者のこと、何が起こるか分からん…。
 でき上った赤飯と何がしかの祝い金も用意して、片道50分ほどの寺に向かった、とユーこと蛇。で、手際よくワル住職を捕まえた。本堂で立ち話をしながらの質問である。❶「入口の破風の上のホーについている飾り“ゴンキュウ”について説明せよ」「そりゃあ分からん…」、予想どおりの展開で驚きもしない。❷ご老女さまも的確なご質問「で、いくつになったの?」「60です蛇」。「何だ、単なるガキ蛇ないか…」。❸「あそこに飾ってある写真は何じゃ?」「先代とその前の住職である象」「で、お前は何代目なの蛇、エエッ?」「3代目でゲス…」。

 マァ、そんなバカ話をしてきたとユーことである。帰りはバスでワロロット市場に出て、疲れ果てて帰ってきた。一日の歩数は13,500とユーことである。なんか文句あっかァ?