silversand’s diary

チェンマイから 76歳ジジイの日常をレポる。

3083.チェンマイ銀砂館の日々■<牧水> 2019/08/08

短歌入門 はじめ/の/はじめ 安永蕗子(東京美術)を見る。併せてnetなどもパクリながら・・・。
幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく
 酷似した詩、カール・ブッセの「山のあなた」。牧水の「幾山河」とカール・ブッセの「山のあなた」が多くの人々に愛唱されているのは、青春期に誰もが一度は抱いたことがある感情を、見事に表現しているから。
白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
 「幾山河」と並ぶ若山牧水の代表作で、近代・現代短歌の中で最も多くの人たちに愛唱されている。
いざ行かむ行きてまだ見ぬ山を見む このさびしさに君は耐ふるや
 ある解釈:人妻に贈った歌、「僕とともに生きる未知の人生は寂しいものだが、あなたは耐えられるだろうか?」歌は感性で読むものと思っているので、おせっかいな解釈などは無用。ひどいのになると、「俺が教えてやる。これはアーだ、コーだ…」「やかましー、引込んでろ!」この手のバカはじつに多い。バカと分かると縁切りをして近づかないヨーにしているが、バカにはそれが分からない。煩わしーことである。