silversand’s diary

チェンマイから 76歳ジジイの日常をレポる。

3086.チェンマイ銀砂館の日々■<先輩、ご来駕❷> 2019/08/11

 先輩は傘寿目前である。一つ二つしか違わないワルガキどもが、銀のことを、「先輩!」などと、軽く呼ぶのとは全く違う。先輩が歳を召された、と思ったことがある。その一つがヒゲである。「なんですか、それは?」「チョット思うところがあってナ…」。

 ヒゲも生え揃わない虚弱体質の銀とは違い、先輩のヒゲは、一応は生えている。惜しむらくは、先輩は“黒毛和牛”の遺伝子をもっておられないこと。加えて“剃りの技術の未熟さ”である。電気カミソリとやらで“何分刈り”とかなさっているのだローが未熟! 銀は“電気カミソリ”とかユーものが嫌いである。“007”が、をんなを侍らせて電気でジージーやっておるかァ?
 銀の付き合い幅はせまい。「あの人・この人、どうなさってますゥ?」「あれは死んだ。これはメール謝絶の知らせが来た」。お話を伺いながら思う。「みんな、老いの趣味」を持っていないのだなァ・・・。

 “したり顔”で言うのもなんだが“寺屋”を自称している銀などは、寺の調査で多忙を極めておる。まともな付き合いなどできないので、外界と繋がることができるのはmailだけ。日に10回ほどは着信fileのcheckをしている。多忙じゃ…蛇…。