silversand’s diary

チェンマイから 76歳ジジイの日常をレポる。

3085.チェンマイ銀砂館の日々■<先輩、ご来駕❶> 2019/08/10

 先輩から連絡が入った。「チョット遊びに行くんでチョイ会おうや、いつがエエかァ?」「いつでもエエんですが、寺の調査に追われとるんです…」。北の御方とユーか、北の政所と申し上げるべきか、もご一緒の由である。「ソソーの無いようにセーヨ」「ハハー」、とユーヨーなことで、ご指定の高級食事処には、ご老女さまと一緒に少しく早めに行き、お待ち申し上げた、とユーことである。
 前においでになったときは、ずいぶん長い期間ご滞在になったように覚えている。が、今回は何週間かという短期である。ぬかりなくカメラなども用意していった。
 食事に相応しい話題とも思えないが訃報の交換から始まり、いろいろ話した。印象的だったのは、「お幾つくらいまでと、考えておられるんですかァ?」。迷うことなく「95くらいまで蛇な」「いやに確定的ですね」「孫の結婚まではナ、とユーこと蛇」。お聞きすると、ご母堂は百歳を大きく超えてご存命の由である。「ナールほど…」。
 銀の親たちは88歳で亡くなった。銀が、子供たちに、「あと10年くらいかナァ…」、とよく言うのは、無意識に親の享年が刷り込まれているのだろう。いろいろ考えさせられた。