silversand’s diary

チェンマイから 76歳ジジイの日常をレポる。

3080.チェンマイ銀砂館の日々■<はじめに言葉ありき> 2019/08/05

 タイトルをときに思い出す。学生時代に習った、ドイツ語のテキストに使われていたのである。何かしっくりこない言葉だ、と思うこともあったが都度忘れていた。いま異郷にあって時間だけは無限にあるとユー異様な情況、この言葉を久々に思い出したのでネットに入ってみた。そして、得体の知れないジジイのブログに辿り着いた。
 『はじめに言葉ありき、という間違いについて(yahoo blog)/言葉は何らかの事象を前提として人間によって作られたものであり、だからこそ意味を持つものである。また、意味そのものも時代や環境、そして用いられ方によって変わるのである。ところが、ハイデッガーは言葉があって事物が存在すると間違えたのである。人間より言葉が先にあるとまで間違って認識していたのである。人間は言葉を習って言葉を知るのであって、言葉が先に存在するのではない。ただし、その習った言葉が事物の秩序を編み上げ、現実を構成しているのである』
 書いたのは訳の分からんジジイであるが、銀が思うこととほぼ一致しとるな、この見解は。貧民窟に逼塞していると、ときに面白いことに出会う。なに、「おもしろ―ない」蛇とォ? 心配すんな! 76くらいなれば分かるケン…。