silversand’s diary

チェンマイから 76歳ジジイの日常をレポる。

3082.チェンマイ銀砂館の日々■<古ーい写真> 2019/08/07

 ご老女さまは腰が重い。壁に掛けてある写真を整理したですが、勝手に動かしたりすると怖いです蛇。そこを騙しだましお願いして、どうにか整理のご許可をいただいた。となれば、お気の変わらないうちに片づけましょう。
 安貧民窟の粗末壁に掛けていた、少し重い額入り写真をとりだし、それらしく作った厚紙細工の板に並べました。この際、私たちと二人の子供と家族(全員が集合してもたった9人)が写っている10枚ほどの写真を寄せ集めて壁掛け写真を作ったです。中には、なんと五十数年も前、結婚前のジジイたちの写真も入れてみたです。幼い娘がワル息子を抱いている(二匹とも50を窺う歳ですヨ)とユー、記念写真も入っとりますデス。
 CDに収まった電子写真、あんなモナー写真ではないです、間違っても…。写真家のセンセからメールが来ました。「チェンマイで撮ってやった写真を特別に焼いて送ってやったケンネ」、慌てての返信「アリゲーター、次にお出でになる時でよかったのにィ。でも、鶴首して待っとるです」。
 イヤー、写真ツーのわエエもんですね。

3081.チェンマイ銀砂館の日々■<平和の日だとォ?> 2019/08/06

 早朝に起きだしてヒゲを剃り、身形を整えてワル副住職のクーカム寺へお参りに行った。二番目の姉は原爆で亡くなっているのである。「今日は原爆忌だ…」、7時ころのこと。訝るバカに多少の説明をするが、こ奴、あまり分かっていないようだ。ヤロー、このまま英語も分からんで住職にでも昇格すると、とんでもないことになる象。
 サイシン(聖糸)を結ばせ、ご老女さまの通訳でバカ話を2~3分。「でわ、帰るケンネ…」「仔犬が生まれたんで、親犬は気が立っておる、そこまでワシがついて行ってやっかァ…」。
 きのうは終日の雨、仏花を買うことができなかった。寺からの帰り道、花屋に寄って菊を買ってきた。貧民窟の粗末な仏壇に祈る。それにしても、“平和の日”だとォ…。世の中に訳の分からんコター多いが、これなんか、その頂点を飾るもん蛇ないか。これに比べりゃあ、韓バカ大統領なんか可愛いもんだぜ、ったく。
 友人からのメールに、「平和式典は台風次第で中止になる鴨」とあったが…。とにかく“原爆は平和”らしいです。チョット考えを巡らせれば、『原爆が平和なら原発も平和』、ツーことにはならんのでショーかネェ?

3080.チェンマイ銀砂館の日々■<はじめに言葉ありき> 2019/08/05

 タイトルをときに思い出す。学生時代に習った、ドイツ語のテキストに使われていたのである。何かしっくりこない言葉だ、と思うこともあったが都度忘れていた。いま異郷にあって時間だけは無限にあるとユー異様な情況、この言葉を久々に思い出したのでネットに入ってみた。そして、得体の知れないジジイのブログに辿り着いた。
 『はじめに言葉ありき、という間違いについて(yahoo blog)/言葉は何らかの事象を前提として人間によって作られたものであり、だからこそ意味を持つものである。また、意味そのものも時代や環境、そして用いられ方によって変わるのである。ところが、ハイデッガーは言葉があって事物が存在すると間違えたのである。人間より言葉が先にあるとまで間違って認識していたのである。人間は言葉を習って言葉を知るのであって、言葉が先に存在するのではない。ただし、その習った言葉が事物の秩序を編み上げ、現実を構成しているのである』
 書いたのは訳の分からんジジイであるが、銀が思うこととほぼ一致しとるな、この見解は。貧民窟に逼塞していると、ときに面白いことに出会う。なに、「おもしろ―ない」蛇とォ? 心配すんな! 76くらいなれば分かるケン…。

3079.チェンマイ銀砂館の日々■<カルーセル> 2019/08/04

 今日のブロはパクリで構成した。「ニューヨークの魔法のはなし(岡田光世)」。~メリーゴーランドとも呼ばれる回転木馬。この誕生の地、フランスでcarrouselと呼ばれることから、アメリカではcarousel(カラセル)を使うことが多い。~「ワイオミングで見る本物の馬と変わらない大きさだわ、What a fun ride!」~。
 で、net。カルーセル【carousel】とは、回転台、回転木馬、回転コンベア、回転棚などの意味を持つ英単語。
 メリーゴーランドとの違い:メリーゴーランドはonlyくるくる。カルーセルは縦の動きが加わる。が、日本ではそんなに区別されておらず、カルーセルといいば、もちろんカルーセル麻紀女史。因みに、カルーセル麻紀の由来は、大阪のカルーセルという店で麻紀という名で働いていたから。
 手当たり次第に本を眺めている。ジジイは76歳、どこに行きたいとも思わないが、もしも可能であれば、NYにはもう一度行ってみたい。ご老女さまは、「ネパール!」と仰有るが、ジジイはNYなら、もう一度行ってみたい。昔日のようにCentral Parkの剥げた芝生に寝そべって、地元の悪ガキとバカ話を交わすことができたら…、と切実に思うヨ。

3078.チェンマイ銀砂館の日々■<髪を大胆にcut> 2019/08/03

 昨日二度もシャワーを浴びたことには深―い訳がある、とユーのは髪のcutである。銀髪は、俗にユー“禿げ上がり型”で、ワル通訳のカッパゲ(河童禿げのこと蛇ネ)とは、全く別の次元の事象であるナ。
 髪を惜しんで、後ろ髪が長―く伸びても全く手入れをしなかった。それはそれで良かったのであるが、伸びた髪が後ろのホーで、自由気ままに丸まるとユー事態が出来した。下手をすると、カッパゲを笑っている場合ではない象! 意を決したです蛇。ご老女さまに丁寧にお頼みしましたでゲス。「後ろ髪が少―し、伸びすぎておるヨーな気が…」。
 「アーソー。チョット待っとりんさい、直ぐに切ったげるケンネ」(⇒ ご老女さまも“ケンネ族”である)。
 バサバサと新聞紙を広げ、アッという間に“少年刈り”完成。「ウン、こりゃエエな…」朝の散歩から帰ったときのことである。直ちにshower、shaving、気にかかっていた朝の雑事が、一瞬で片付きましたデス。
 「なら、昨日は最高の日だったんですね」「甘い! だからトウシロは困る。一日中の大雨蛇」。ご老女さまは、井戸端でホテルの昼食会、送迎付きですヨ。銀はショボ濡れて安食堂…、コーユーのを現代の不条理と云うんでせう。

3077.チェンマイ銀砂館の日々■<葉月> 2019/08/02

  きのうは3ワルDr.と遣りあって興奮、投稿を忘れた。
❶ “はづき”、という名前のお嬢さんがいたな。今日からは八月、思い出す田舎の小学校、祭りの花火、魚釣り…。あの懐かしい時代は、どこに行ってしまったのだろうか。
 なのは、”なかんづく” でもよい、と書くものがあること。むろん銀は広辞苑を見ているのであるが、辞書も当にならないのかナァ。また、「なかにつく」の音便というなら、“~つく”だろう。なら 、”なかんづく” の方が正しいのでは?
❸ 慫慂 漢字(2):“しょうよう”は字も意味もすぐ忘れる“やっかい文字”。意味は、傍らから誘いすすめること。
「慫慂黙 (しょうよう もだし がたく)~」。分かるネ・・・。
❹ 寓居 漢字(3) :かりに身を寄せている住い。ヨーするに、銀の貧民窟のこと蛇。
❺ 黒丸数字:さいきんは黒丸数字を使うことが多い。みんなも使ってみたら… ⇒ エエものだよ。
❻ ツァラツーストラ:ゾロアスター。「ツァラツーストラかく語りき」、分かるネ。
❼ burn out:燃え尽きる。異国の貧民窟で、銀は燃え尽きソー蛇。よく効くみず薬など持っとランカァ?

3076.チェンマイ銀砂館の日々■<清少納言の夏> 2019/07/31

 “ふづき” は今日でおしまい、『夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ蛍の多く飛びちがいたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光て行くもをかし。雨など降るもをかし』
 思い出すネパール・ビラトナガルのホタルの夜。南部を旅したとき、泊めて頂いたお宅にあった木の一本が、無数のホタルに包まれてぼんやり浮かび上がっていた。再訪をと思わないでもないが、この歳である。あの木は今も昔日と同じように輝いているだろうか…。
 まいあさcheckする千葉の田舎町の天候、近ごろはCMにちかい気温で推移しているらしい。CMは本格的な梅雨の季節、今日も早朝から断続的な雨。雨が降ると、角の家にいるメニーに餌を持っていくのは休み。餌を待っているのはメニーだけではない。メニーの子供や鳥なども大騒ぎをして餌に飛びつく。その餌の中のパンとdog foodが濡れてしまうのである。
 さて、昨夜どうにか完成した月レポを今から配送するかァ・・・、誰も待っていない月レポを。